ホメオパシーは、今から約 200 年前にドイツ人医師のサミュエル・ハーネマンによって確 立された自然療法です。自然の原料から作られたレメディによって、人間が本来持っている自然治癒力を活性化させ、心 身のさまざまな不調を改善します。
ホメオパシーには、以下の原則に沿って実践されています。
1:似たものが似たものを癒す
2:一種類のレメディがその人全体を癒す
3:出来る限り微量の摂取を心がける
~似たものが似たものを癒す~
「類似の法則」
ホメオパシーは、「健康な人に与えて、ある症状を引き起こすことができるものは、それ と似た症状を持つ人を癒すことができる」という考え方に基づいています(類似の法則)。
「ホ メオパシー」という言葉も、ギリシャ語で「類似の・同種の」を意味する homeo と、「病気・ 苦しみ」を意味する pathos を組み合わせて名づけられています。
例えば、玉ねぎを原材料にしたアリウム・ケパというレメディがあります。玉ねぎと言え ば、きざんだ時に鼻水や涙が止まらなくなったりします。アリウム・ケパは、まさにこのよ うな症状を伴なう風邪や花粉症に使われています。
~1 種類のレメディがその人全体を癒す~
「単一レメディの原則」
ホメオパシーでは、クライアントさんが複数の症状を持っていても、それらは全て、1つにつなが るものと考えます。ですから、症状ごとに別々のレメディを選ぶことはせず、複数の症状 から、クライアントさんの全体像をとらえて、今最もふさわしいレメディを 選びます。
レメ ディは症状が出ている部位に直接作用するわけではなく、生命力に働きかけ、その人全体を癒 していくのです。
~できる限り微量の摂取を心がける~
「最小摂取の法則」
ホメオパシーのレメディは、治癒を起こすのに必要な、最小限の摂取を心がけます。
レメ ディは自己治癒力を刺激して治癒へと導くものなので、一度スイッチが入ると、それ以上 の刺激は必要なくなります。
ホメオパシーは、単に症状を取り去るのではなく、その人全 体を全人的(ホリスティック)に治癒へと向かわせ、Quality of Life(生活の質)の向上をサポ ートすることを目指します。
レメディは、植物、鉱物、動物、細菌など、すべて自然界にあるものから作られています。現在、レメデイの数は約3000種類とも言われています。
レメディは、これらの原材料から抽出した母液(マザーティンクチャー)を、アルコールと水の混合液を使って、希釈(きしゃく。薄めること)と振盪(しんとう。激しく振ること)を繰り返し、原材料を極微量にまで薄め、それを小さな砂糖玉に染み込ませたものです。
この希釈と振盪を繰り返せば繰り返すほど、原材料の薬効を損なわずに毒性を消し、心身を癒し回復させる効果を高めることができます。ホメオパシーのレメディは、体の自然な治癒を促進します
・なかなか改善しない慢性的な症状がある人
・不定愁訴が続いている人
・精神的または感情的な問題を感じている人
・副作用のある薬をできるだけ飲まずに体調を改善したい人
・今の健康状態をもっと良くしたい人
…etc.
ホメオパシーは赤ちゃんからお年寄りまで、幅広い年齢層と幅広い症状に対応できます。
ご質問やご相談は、基本的にメールでお受けいたします。
ホメオパシーについて詳しくお知りになりたい方、ホメオパシーのセッションを受けてみたい方を対象に、
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